ものまね研究会– About –

MBSラジオ『福島のぶひろの、どうぞお構いなく。』(2016年11月4日放送)
テーマ:あなたならどうする「もしも、ものまねを研究することになったら」
放送内容の一部を書き起こして掲載しています。

福島アナウンサー
具体的な活動としてはどんな?

大陸
主に「見る、する、学ぶ」、3本柱で活動してるんですけど。

福島アナウンサー
「見る、する、学ぶ」

大陸
「見る」というのは、単純にものまね番組を見るとか、ものまねのショーを見るという、視聴する、ものまねを鑑賞するという意味での「見る」で、これは、受け手側の視点から、ものまねの観客、受容する側の視点からものまねを考えようと。

福島アナウンサー
まあ、楽しむという、

大陸
はい、単純に一番オーソドックスなタイプで。

大陸
次は、受け手側だけだと、ものまね全部を把握することはできないと。演技っていうのは、別にものまねに限らずですけども、演者と客がおって初めて成立するものなので。

福島アナウンサー
そうですね。

大陸
この演者側の視点というのも大切にしようということで、今度は「する」。

福島アナウンサー
プレイヤーとしての。へえー!

大陸
はい、そうですね、演者の視点。

大陸
ただ、これには問題がありまして。あまり大々的にはやらないでおこうと、「する」に関しては。

福島アナウンサー
それはなぜですか?

大陸
たとえば、もし文化祭のステージに出たりとか、オーディション番組を受けてテレビに出たりとか、そういうことをしてしまったら、似てる場合はいいんですけど、似てない場合、「あいつらは、ものまね似てないくせに、人のものまねを偉そうに批評してるやないか」と。

大陸
信憑性というか、信頼性というか、説得力がなくなると。

福島アナウンサー
大体のものまねの審査員の方は、ものまねしてない方ですからね。

大陸
まあ、だからしてしまったら、似てないくせに偉そうに言うんじゃないと。

福島アナウンサー
言われちゃうと。

大陸
はい、説得力を失うので、化けの皮が剥がれないように。

福島アナウンサー
弱点を突かれないように。

大陸
あの、仲間内だけで。趣味の範囲で。

福島アナウンサー
じゃあ、えっと、その「する」の部分に関しては、お互い集まって?

大陸
はい、まあ、そういうこともあります。

福島アナウンサー
やってるってことですか?そういう発表会のようなこと。

佐原
いや、そこまでは。

大陸
お遊びみたいなもんですけど。

福島アナウンサー
レパートリーは何があるんですか?

大陸
僕がたまにやるのは、勝新太郎の座頭市とか。

福島アナウンサー
おぉ―!勝新太郎さんの座頭市をやる。元がわからないでしょ。

佐原
まあ、でもなんかユーチューブだとか、そういう媒体で研究するみたいな。

大陸
座頭市は全部DVDが出てるんで、まあそれで確認するという、ビデオとか。

―― 元を知らねば評価はできぬ。

福島アナウンサー
そうですよね。へえなるほど。そういうことをやっている。

福島アナウンサー
で、「学ぶ」。

大陸
これはですね、「見る」と「する」で、演者と観客、両方の視点を押さえたと。その演者と観客の働きかけ合っているこの関係性を俯瞰的に見ようじゃないかと。
ですから、ものまねというもの自体を神の視点、第三者の視点で見ると。これはどういうことかと言いますと、たとえば、ものまねの歴史を学ぶとか、ものまねに関する雑学を集めるとか、そういうふうに、ものまねという事象自体について調べるという、

福島アナウンサー
どういう現象が起こっているのかということを調べていく。

福島アナウンサー
それは具体的に言うと、どういったことですか?

大陸
たとえば、演芸の研究書を読んでるとか、芸能の研究書とか。

佐原
演じる側の主体と客体の関係性というか、そういうものを学んだりします。

大陸
ちょっと一番大学生らしい

能の根幹はのまね

福島アナウンサー
これ、私は今日すごく楽しみにしていたのは、ものまねって、意外とその芸能史の中では看過されやすいですね。でもこう、時代を通じて太古に遡ったとしても、ものまねだけは絶対あるじゃないですか。

大陸
そうなんです。紀元前から多分あるんです。

福島アナウンサー
だから、芸能の根幹ってものまねだっていうふうに思っていて。だけど、その時代によって、ものまねをされる側の話ですね、先ほどで言うと。そういう人たちがいなくなっちゃう、忘れられてしまうことによって、ものまね自体も忘れられてるから。

福島アナウンサー
そういう、なんていうんですか、記述的な研究というのが全然行われてないんですよ。これは大事だなと私ずっと思ってたんですよ。

大陸
まったくおっしゃる通りです。

福島アナウンサー
そう、共感してもらえる? そこは。なんかちょっと研究会の一人みたいになっちゃうんですけど、そういう意味では、それをやろうということなんですね。

大陸
はい、そうですね。

福島アナウンサー
目標みたいなものはあるんですかですか?

大陸
最終的には、もうみんなが忘れ去ってしまったような歌手の人々とかも思い出してもらえるぐらいに、ものまねという文化がもっと広まれば。

大陸
古い歌手というのをものまねしても、みんなが似てる、似てないって判断できるぐらいに、ものまねという文化が広まればいいなと。

福島アナウンサー
ものまねを通して、自分の知らない時代のものを知るということですね。

体験 ― そして
いつも心に裕三を

福島アナウンサー
それは、やっぱりご自身も原体験としてありますね。

大陸
我々の原体験はグッチ雄三さんなんですよ。……

もの研

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第1回 放送情報

放送日2016年11月4日
テーマあなたならどうする「もしも、ものまねを研究することになったら」
出演大阪大学ものまね研究会(非公認サークル)
会長 関谷大陸
広報部長 佐原希生(※第1回のみ出演)
番組MBSラジオ『福島のぶひろの、どうぞお構いなく。』
放送時間毎週金曜日 深夜1:05~
出演福島暢啓(MBSアナウンサー)
準レギュラーよふかしイエロー信宗

※著作権上の関係で、音楽は一部カットされています。

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